NURSING EXAM 2027 | 第116回 看護師国家試験
まだ勉強してない。
でも、焦る前に確認したいことがあります。
看護師国家試験の勉強はいつから始める? 10〜12月になっても本気で始められていない理由を9タイプに分けて整理します。
看護師国家試験
始められない理由
気になり始める時期
「看護師国家試験の勉強、まだほとんどしてない」
10月、11月、12月になると、まだ勉強していないことが気になり始めます。
周りではQBを進めている人がいる。模試も始まった。国試の日付も現実味を帯びてきた。
それなのに、自分はまだ本気で勉強できていない。
「看護国試の勉強って、みんないつから始めるの?」
「今から何をすればいい?」
そんなふうに検索して、このページにたどり着いた人もいるかもしれません。
看護師国家試験の勉強はいつから始める?一律の正解はありません
最初に結論から言うと、全員に共通する「○月から始めれば大丈夫」という答えはありません。
実習や卒論が長く続く人もいれば、秋までに必修問題をかなり進めている人もいます。
仕事やアルバイトを続けている人もいます。
子育てをしながら受験する人もいます。
同じ10月でも、今いる場所は全く違います。
ここが分からないまま、「とりあえずQBをやる」「とりあえず毎日3時間やる」と決めても、数日後にはまた止まってしまうことがあります。
なぜなら、同じ「まだ勉強してない」でも、止まっている理由が違うからです。
この記事で紹介する9タイプは、医学的・心理学的な診断ではありません。2023年以降を中心に、看護師国家試験を受験する学生や合格者の投稿・体験談、看護教育関連情報を調査し、神戸市灘区・阪急六甲駅前で会員制自習室を運営するBE-CON六甲本店が「国試勉強を本格的に始められない理由」という観点から編集上整理したものです。複数タイプに当てはまっても問題ありません。また、黄色の枠内にある心の声は、複数の悩みを分かりやすく表現した編集上の例であり、特定の投稿者からの直接引用ではありません。
まず10秒チェック|「まだ勉強してない」のは、どの理由ですか?
深く考えず、「これ、私かも」と思うものを見てください。
ひとつだけ当てはまる人もいれば、4つ、5つ重なる人もいると思います。
大切なのは、チェックの数ではありません。
一番強く「これだ」と感じたものが、今のあなたが国試勉強を始められない最大の原因かもしれません。
「まだ勉強してない」を4つに分けると、問題が見えやすくなる
この違いは重要です。
実習で毎日寝不足の人に「もっと長く勉強しよう」と言っても解決しません。
時間はあるけれど教材を決められない人に「時間を作ろう」と言っても前へ進みません。
一問を完璧に理解するまで先へ進めない人に「もっと丁寧に勉強しよう」と言えば、さらに遅くなる可能性があります。
今必要なのは、勉強量を増やすことより先に、止まっている原因を見つけることかもしれません。
あなたはどのタイプ?国試勉強を始められない9タイプ
実習・授業・卒論に飲み込まれている「忙殺タイプ」
まずは、本当に時間がないタイプです。
朝から学校や実習。帰宅したら記録。翌日の準備。卒論、就職活動、学校の試験。
「国試もやらなきゃ」と分かっていても、国試の順番まで回ってきません。
「実習が終わったら本気でやろう」
「今日は記録だけで精一杯」
「毎日何時間も国試勉強している人は、いつやっているの?」
実際に、2024年10月には、試験や実習に追われて「国試勉強は0分」という受験予定者の相談が投稿されています。
また、2026年9月に公開された合格者の振り返りでは、授業や実習、卒論、派遣の仕事、教習所などを並行しながら国試対策を進めていたことが書かれています。
勉強方法ではなく、「国試に使える時間そのものが生活の中にまだ入っていない」こと。
参考: Yahoo!知恵袋 2024/10/13 / 看護師国家試験体験記 2025/12 / 授業・実習・卒論・仕事等との両立体験 2026/9
QBもレビューブックもあるのに決められない「教材迷子タイプ」
勉強する気はあります。教材もあります。でも、始める前に選択肢が多すぎます。
「まず必修?」
「QBを最初からやる?」
「レビューブックを先に読む?」
「模試の復習から?」
「動画も見た方がいい?」
「付箋やまとめノートも必要?」
2026年9月には、第116回看護師国家試験の受験予定者が「レビューブックは学校で少し開いた程度で、何から始めればいいか分からない」と相談しています。
一方、2026年7月の別の受験予定者は、過去問で必修49点、一般・状況設定170点を取れている状態でも、解説を1問ずつ読むのか、何年分か先に解くのか、レビューブックへ書き込むのか、付箋を使うのかという勉強方法に迷っていました。
ある程度できている人でも、「もっと良いやり方があるのでは」と探し続けて動けなくなることがあります。
知識不足より先に、「選択肢が多すぎて決定できない」こと。
一問ずつ理解しきらないと進めない「完璧主義タイプ」
このタイプは、実際には勉強しています。でも、一問にとても時間がかかります。
「この選択肢が違う理由も全部調べないと」
「分からないまま次へ進むのは気持ち悪い」
「まず解剖生理をきちんと理解してから問題を解きたい」
「まとめ直してから先へ進みたい」
丁寧に理解すること自体は悪いことではありません。
ただ、範囲の広い国家試験で最初からすべてを100%理解しようとすると、全体に触れる前に時間がなくなることがあります。
看護教育支援協会が浪人生向けに公開しているチェックリストでも、「1つ理解できないと先へ進みにくい」「模試の復習で1問に時間をかけすぎる」といった傾向が挙げられています。
勉強していないことではなく、「1周目から完成させようとしている」こと。
「基礎から全部やり直さないと」と止まる「基礎不安タイプ」
過去問を開く。分からない。解説にも知らない言葉がある。
すると、勉強のスタート地点がどんどん後ろへ下がっていきます。
「解剖生理からやり直した方がいい?」
「そもそも基礎ができてない気がする」
「このままQBを解いて意味ある?」
「どこまで戻ればいいの?」
国試勉強を始めようとしていたはずなのに、気づけば1年生・2年生の全範囲をやり直そうとしている。
これでは、始める前から範囲が大きくなりすぎます。
「基礎が弱い」という感覚はあるのに、本当に戻る必要がある場所を特定できていないこと。
友達の「もう何周目?」で止まる「比較麻痺タイプ」
自分ではそこまで焦っていなかった。でも周りの進み具合を知った瞬間、急に自分が遅れているように感じます。
「みんなもう何周もしてるの?」
「自分だけ遅れてない?」
「あの子は模試でこんなに取れてる」
SNSを開けば、付箋だらけのレビューブック、勉強記録、模試の点数。
それを見るたび、自分が「まだ何もしてない」ように見えてきます。
看護師ライターが国試前の学生に向けて書いた2026年1月の記事でも、「友達は何周もしている」「自分だけダメかも」といった不安が、国試前に起こりやすい典型例として挙げられています。
また、2026年10月に公開された本人の体験談では、周囲がすでに問題集を何周もしている中で、「自分だけスタート地点にいるような感覚」を持ったことが振り返られています。
自分の現在地ではなく、他人の「見えている進捗」を基準にしてしまうこと。
「夏休みにやればよかった」が重くなる「罪悪感タイプ」
夏休みにあまり勉強しなかった。遊んだ。アルバイトを優先した。「まだ大丈夫」と思っていた。
そして秋になり、国試が急に近く感じ始めます。
「夏休みにもっとやればよかった」
「自分が悪いから仕方ない」
「今さら始めても遅いんじゃない?」
ここで厄介なのは、反省したからといって、すぐ勉強を始められるとは限らないことです。
過去の勉強量を変えようとして、今日の勉強まで止めてしまうこと。
バイト・仕事・家事・子育てで時間が分断される「生活責任タイプ」
看護師国家試験だけに生活を合わせられる人ばかりではありません。
生活費のためにアルバイトを続ける人。准看護師として働きながら正看護師を目指す人。子どもを育てながら看護学校へ通う人。
2025年には、准看護師から正看護師を目指し、働きながら通信制看護学校へ通う受験者が、試験100日前から本格的に国試対策へ入る様子を記録しています。
また、2026年に公開された体験談には、未就学児を育てながら看護学校へ通い、第110回看護師国家試験を受験して合格した当時の振り返りがあります。
「学校が終わったら勉強、では済まない」
「子どもが寝てからしかできない」
「仕事を休めない」
「まとまった時間が取れない」
時間が少ないことだけではなく、「まとまった長時間を前提にした計画」が生活に合っていないこと。
学校の課題はこなすのに、自分の国試勉強を決められない「受け身タイプ」
学校から「これをやって」と言われればできます。模試も受けます。授業にも出ます。提出物も出します。
でも、「今日は国試のために何をする?」と自分で決める場面になると止まります。
「先生に言われたものをやっておけばいい?」
「次の国試対策授業まで待とうかな」
「自分の苦手って、結局どこ?」
看護教育支援協会が浪人生向けに公開しているチェックリストでも、「何を勉強したらよいか自分で決めにくい」「模試の見直しで何を優先すべきか迷う」といった傾向が挙げられています。
勉強する力がないのではなく、「自分で優先順位を決めること」にまだ慣れていないこと。
やることは分かっている。でも家に帰ると始められない「環境ミスマッチタイプ」
このタイプは、ここまでの8タイプとは少し違います。
教材は決まっています。時間もゼロではありません。やるべき範囲も分かっています。
でも、家に帰ると始まりません。
「少し休んでからやろう」
「先にご飯を食べよう」
「ちょっとSNSだけ」
「今日は疲れたから明日」
これは必ずしも、やる気だけの問題ではありません。
2026年に公開された、第110回看護師国家試験を受験した子育て中の合格者の振り返りでは、自宅では集中しにくかったため図書館を利用し、場所を変えることで勉強しやすくなったことが書かれています。
さらに国試1か月前は学校の校舎で勉強することが多く、家ではほとんど勉強しなかったと振り返っています。
「家で勉強できない=意志が弱い」とは限りません。
同じ教材でも、場所を変えた方が始めやすい人が実際にいます。
勉強内容ではなく、「勉強を始めるモードへ切り替わる環境」が作れていないこと。
あなたは1タイプだけとは限りません
「私はTYPE 01とTYPE 02」
「TYPE 05もある」
「最後のTYPE 09が一番近い」
そんな人もいると思います。
それで問題ありません。
むしろ、「まだ勉強してない」という状態は、複数の原因が連続して起きていることがあります。
最後だけを見ると、「私はやる気がない」と思ってしまいます。
でも実際には、時間不足、何をするか決められないこと、他人との比較、焦りが連続しています。
9タイプで整理すると、「何から始めるか」が変わります
| タイプ | 止まっている場所 | 最初に見直すもの |
|---|---|---|
| 忙殺タイプ | 国試に使える時間がない | 生活の中の小さな学習枠 |
| 教材迷子タイプ | 選択肢が多すぎる | 教材を1週間固定する |
| 完璧主義タイプ | 一問に時間をかけすぎる | 後で戻る仕組み |
| 基礎不安タイプ | 戻る範囲が広すぎる | 過去問・模試で弱点を限定 |
| 比較麻痺タイプ | 他人を基準にしている | 自分の誤答・進捗だけを見る |
| 罪悪感タイプ | 過去を責め続けている | 今日最初にやること |
| 生活責任タイプ | 時間が細切れ | 長時間前提をやめる |
| 受け身タイプ | 優先順位を自分で決めにくい | 今日の3項目を決める |
| 環境ミスマッチタイプ | 勉強開始への切り替えが難しい | 勉強する場所 |
「まだ勉強してない。今から間に合う?」と思ったら確認する4つ
ここまで来ると、次に気になるのは「今からでも間に合うの?」ということだと思います。
でも、開始月だけで判断することはできません。
同じ10月でも、すでに必修問題が安定している人と、基礎から不安な人では違います。
同じ「まだ勉強してない」でも、実習で時間がなかった人と、教材選びで止まっていた人では違います。
過去問や模試で、現在地を確認する。
② 何が分からないのか
「全部不安」ではなく、弱い領域を具体化する。
③ 現実にどれだけ時間を使えるのか
理想ではなく、学校・実習・仕事・生活を含めて考える。
④ 何が勉強開始を邪魔しているのか
時間、教材、比較、完璧主義、場所など、この記事の9タイプから確認する。
まだ勉強してないなら、今日決めるのは「1つ」でいい
国試までの完璧な計画を、今日すべて作る必要はありません。
問題集を全部終わらせる必要もありません。
他の人に追いつく必要もありません。
まず、
「私はなぜ今まで本気で始められなかったのか」
を一つ見つけます。
忙殺タイプなら、30分の枠を一つ作る。
教材迷子なら、1週間使う教材を一つ決める。
完璧主義なら、分からない問題に印を付けて先へ進む。
比較麻痺なら、今日は他人の進捗を見ない。
環境ミスマッチなら、いつもと違う場所で同じ教材を開いてみる。
神戸・兵庫の受験者へ|第116回看護師国家試験の試験地は大阪府です
第116回|2027年2月14日
兵庫県内に試験地はありません。
近畿で設定されている試験地は大阪府です。
神戸や兵庫県内で勉強している人にとって、試験当日の場所も気になるところです。
厚生労働省が公表している第116回看護師国家試験の試験地一覧には、兵庫県は含まれていません。近畿では大阪府が試験地として設定されています。
ただし、第116回の具体的な試験会場は現時点では公表されていません。
厚生労働省は、試験会場について「受験票送付時に案内する」としており、第116回の受験票は2027年1月中旬に発送予定です。
参考|第115回の大阪府会場は5か所でした
前回の第115回看護師国家試験では、大阪府の受験者は受験番号によって次の会場に振り分けられていました。
吹田キャンパス
寝屋川キャンパス
和泉キャンパス
大隅キャンパス
神戸から大阪府内の試験会場へ向かう場合も、会場が分かった段階で交通経路・所要時間・集合時刻を確認しておくと安心です。
次に読む記事|今の悩みに合わせて選んでください
神戸で看護師国家試験の勉強をしている人へ
家ではなかなか始められない。学校以外にも集中できる場所がほしい。図書館やカフェとは別の勉強場所も検討したい。
そんな人なら、阪急六甲駅前に実際に使える選択肢があります。
神戸の人なら、BE-CONで集中できます。
BE-CONってなに?
BE-CON ROKKO
阪急六甲駅1分
会員制自習室です。
看護師国家試験や資格試験など、
自分で決めた勉強に集中するための場所として利用できます。
家に帰ると始められない。図書館では時間や席が気になる。
そんな人が「勉強する場所そのもの」を変える選択肢です。
来店予約/見学OK/その日から使えます。
来店予約をする
BE-CON六甲本店
神戸市灘区八幡町3-6-22 中迫ビル3階
阪急六甲駅前
本記事は、看護師国家試験受験者・合格者が公開している体験談、相談投稿、看護教育関連情報等をもとに、神戸市灘区のBE-CON六甲本店が「国家試験対策を本格的に始められない理由」という観点から整理・考察したものです。記事内の「タイプ」は医学的・心理学的な分類や診断ではなく、読者が現在の学習上のボトルネックを整理するための編集上の分類です。また、国家試験に必要な学習量・方法・開始時期は、本人の理解度、模試結果、学校のカリキュラム、生活環境等によって異なります。本記事は特定の勉強方法による合格を保証するものではありません。
主な参考情報・体験談
Yahoo!知恵袋「第116回看護師国家試験受験者・まだ勉強していない/何から始めればいいか」(2026年9月29日)
Yahoo!知恵袋「第116回看護師国家試験の勉強法について」(2026年7月6日)
Yahoo!知恵袋「試験・実習に追われ国試勉強0分」(2024年10月13日)
note「看護師国家試験体験記|実習でいっぱいいっぱい。国試なんて頭が回らなかった頃」(2025年12月)
note「まだ大丈夫!模試で合格圏外判定だった私が看護師国家試験に合格した方法」(2026年9月)
note「国家試験が不安で仕方ない看護学生さんへ」(2026年1月)
note「国試1か月前からの体験談」(2026年10月)
一般社団法人 看護教育支援協会「浪人生さんへ」
note「偏差値38・子育て中だった私が看護師国家試験に合格した勉強法」(2026年公開・第110回受験時の振り返り)
note「看護師国家試験まであと100日。」(2025年11月)
厚生労働省「第116回看護師国家試験の施行」/「第115回看護師国家試験受験者留意事項(大阪府)」

